PS4 GHOST OF TSUSHIMAをやってみた
令和2年にSuckerPunchProductionsからプレイステーション4のソフトとして発売されました。その後、プレイステーション5やwindowsでも発売されました。
ストーリー→文永(十三世紀後半)、コトゥン・ハーン率いるモンゴル帝国(大元)の大軍勢が、日本侵攻の足掛かりとして対馬に上陸した。島を防衛する対馬の武士団は、初めて見る元軍の兵略によって初戦で壊滅したが――、境井 仁(さかい じん)という名の一人の武士が、かろうじて生き延びていた。
仁は、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意し、元軍に戦いを挑むのだった。
物語の重要な拠点となる金田城(かねたのき)です。
ここに主人公境井仁はモンゴル軍の対馬占領軍大将コトゥンハーンに金田城に捕えられた伯父で対馬の地頭である志村を救出する。
コトゥンハーンはすでに脱出しており、対馬の北側にある境井城へと向かっていた。
南部の厳原(いつはら)をモンゴル軍から解放した仁は、女野盗ゆな、弓取りの石川、女武芸者安達政子、僧兵の典雄、鑓川衆ら味方とともに北部の開放、コトゥンハーンの討伐に向かう。
この城は実際に長崎県対馬市にある続100名城に選定された城です。いつか行ってみたいです。
仁に救出された後、金田城1階で政務を行う志村
金田城最上階の殿の間
金田城最上階の欄干から見える対馬の景色
ご覧になってもお分かりのように、グラフィックがかなり美しいです。昼夜とか、気候とか、季節による風景の違いがリアルで素晴らしいです。建物はもちろん木々や草、海、山、川、池など日本の風景を感じることが出来ます。
ただ人間もリアルに描いてあるのでモンゴル占領軍が行った蛮行や仁たちの戦闘はやはり残酷です。正直言ってグロい時もあります。あまり若い方がゲームするのは精神的に良くないかもしれません。
仁の戦闘に限って言えば、刀以外に弓矢、てつはう、くない、とりもち弾など飛び道具があるのです。しかし私は操作が不得意なので、どうしても接近戦を好んでしまいます。一番使うのはモンゴル敵兵に気付かれず近づき瞬殺する闇討ちか、少数であれば一騎打ちを申し込みます。多くの敵を一度に片づけるには爆発矢なども使っていく必要があるようです。
福岡市西区の生の松原(いきのまつばら)にある元寇防塁
令和6年のゴールデンウィークに帰省した時に行ってきました。これを見るとモンゴル軍の攻撃と壱岐対馬の悲劇は本当にあったというのが実感できます。
1274年に元は900艘の軍船と2万8千人の軍兵で博多湾に攻め込み、その西部に上陸し、九州の御家人たちと激しく戦いました。(文永の役)
その後鎌倉幕府は1276年から約半年かけて九州各国の御家人に命じて石築地を築かせ、警護させました。
1281年元は再び日本を攻めましたが、この元寇防塁と武士の元船への攻撃に阻まれ博多の地に上陸できませんでした。(弘安の役)